神戸が誇る「大使館ビール」
有馬温泉で社員旅行があったので、神戸三宮駅近くの「ニューミュンヘン神戸大使館」に行ってきました。
1964年創設の老舗レストラン。阪神淡路大震災で一度倒壊しましたが、サッポロの資本が入り再建しています。8F建の立派な建物で、座席数は430。昼間にも関わらず賑わっていました。私のような観光客も大勢いましたが、カウンターにちらほらと常連風のお客様が。地元の方にも古くから愛されているお店なのでしょう。
こちらで飲めるのはサッポロビールに加え、併設の地ビール工房で醸造している「大使館ビール」と「港神戸ヴァイツェン」。もちろん両方いただきました。お腹がすいていたので、つまみには牛ガーリック焼をチョイス。
【大使館ビール】
下面発酵のラガービール。原料は大麦麦芽100%・水・ホップとまさにドイツのビール純粋令に准じて醸造されています。長期熟成によるコク深さと重みのある苦味が効いていて、最初の一杯としても最適です。純粋に味わいを楽しみたかったので、ついついつまみが来る前に飲み干してしまうほど。
【港神戸ヴァイツェン】
うってかわって上面発酵。小麦麦芽を使用したヴァイツェン。ビール純粋令下のドイツでも、小麦の使用は許されていました。ライセンスを買える一部の富裕層に限りという但し書きつきですが笑。ヴァイツェンには、酵母を取り除かず濁りのある「ヘーフェヴァイツェン」と、酵母を濾過した透明な「クリスタルヴァイツェン」に大きく分けられます。港神戸ヴァイツェンは、前者のヘーフェヴァイツェンにあたりたす。苦味も少なく、ドリンカビリティの高いビールです。
神戸に行く度に寄り道してしまいそうです。
---------------------------------------------------------------------------
「ニューミュンヘン神戸大使館」
営業時間:11:30~22:30 ランチタイム(11:30~14:00)
※ラストオーダー22:00